シラバス
大学の公式シラバス(2026 学部シラバス)の内容を掲載しています。正式な情報は大学のシラバスを確認してください。
科目情報
- 科目名
- 基礎演習Ⅱ(サブコード 06)
- 担当教員
- 河合 勝彦
- 開講
- 2026年度 後期(後前 〜 後後)
- 曜日・時限
- 水曜3限(13:00〜14:30)
- 講義室
- 2-204
- キャンパス
- 滝子キャンパス
- 科目種別
- 演習
- 科目区分
- 学部基幹科目(必修)
- 単位数
- 2単位
授業の目的・目標
本授業の目的は、1年次までに習得したアカデミック・スキルを基盤とし、生成AI(大学が提供する Copilot)を「思考のパートナー」として使いこなしながら、学術的な探究および実社会の課題解決(カーディーラーの店舗設計関連。ただし、変更の可能性あり)に取り組む力を養うことである。
単にAIに代筆させるのではなく、AIとの対話を通じて「問い」を深め、論理的な構成を構築し、批判的に出力を吟味するプロセスを重視する。専門教育および将来のキャリアで不可欠となる、テクノロジーと人間の知性を融合させた知的生産術の習得を目標とする。
ディプロマ・ポリシーとの関連
【学部共通】態度・志向性
キーワード
生成AI(Generative AI)、プロンプト・エンジニアリング、産学連携、店舗設計、リサーチ・クエスチョン、批判的思考(クリティカル・シンキング)、情報倫理
学修到達目標
- 生成AIとの高度な対話(プロンプト・エンジニアリング)を通じて、学術的に妥当なリサーチ・クエスチョンを自ら設定できる。
- AIを活用して効率的に文献・資料を収集・要約し、その正確性を一次資料に基づいて検証できる。
- 産学連携による店舗設計課題に対し、AIの支援を得ながら論理的かつ創造的なコンセプトを立案し、視覚的・言語的に具体化できる。
- 生成AIの倫理的・技術的な限界(著作権、ハルシネーション等)を理解し、適切な活用方法と引用方法を実践できる。
授業概要
本授業は「探究の基礎フェーズ」と「実践プロジェクトフェーズ」の二部構成で展開する。
前半(第1〜5回) 生成AIを用いたアカデミック・ライティングの高度化を学ぶ。文献探索、構成案の作成、推敲のプロセスにAIをどう組み込むかを実践する。
後半(第6〜13回) 企業との連携による「店舗設計提案プロジェクト」に取り組む。市場分析、ペルソナ設定、空間デザイン、プレゼンテーション資料作成の各工程でAIを活用し、実社会の課題に対する具体的解決策を提案する。
授業計画
- ガイダンス
授業の目的、AI利用規程の確認、ハルシネーション(虚偽情報)のリスク学習 - 問いの立て方 AIとブレスト
関心事をAIに投げ、多角的な視点からリサーチ・クエスチョンを具体化する - 先行研究の探索 AI検索の活用
生成AIを用い、根拠のある先行研究をリストアップする - 文献講読と批判的思考 AI要約と対話
難解な調査結果や論文をAIに要約させ、その主張の矛盾点や未解決要素をAIと議論する - リサーチ・クエスチョンの確定 AIによる批判的検証
自身の問いに対し、AIに反論を求め、論理を補強する - 産学連携キックオフ AIとペルソナ設定
企業担当者による課題提示。ターゲット顧客像をAIと作り込む
企業の都合により、内容や日程が変更になる可能性があります - コンセプト立案 AIと発想法
既存の枠組みにとらわれない店舗コンセプトを、AIとの対話から創出する - 店舗設計・空間構成 AIと空間記述
理想の空間をAIに言語化させ、プロンプトとして画像生成(視覚化)を試行する
難易度の関係で、内容が変更になる可能性があります - 動線とUXのデザイン AIとシミュレーション
顧客の店内行動をAIに予測させ、レイアウトの改善案を出す
難易度の関係で、内容が変更になる可能性があります - 提案のブラッシュアップ AIによる批判的検証
企業のニーズに対し、提案の弱点をAIに指摘させ補強する - プレゼン資料作成 AIと構成編集
説得力のあるスライド構成とキャッチコピーをAIと共に作成する - 最終プレゼン発表会
企業担当者への提案。AIをどう活用し、自身の思考をどう反映させたかも報告する - プロジェクトの総括
プロジェクトの振り返り。AIとの協働における「人間ならではの役割」を再定義する - キャリア講習 1
12月16日(水)に実施。スケジュールを空けておいてください
この日は必ず予定を空けておくこと - キャリア講習 2
12月23日(水)に実施。スケジュールを空けておいてください
この日は必ず予定を空けておくこと
各回の詳しい内容と日程は授業計画を見てください。
授業時間外の学修(準備学習を含む)
演習時間以外にもグループや個人での作業を行う場合がある。企業の都合で、水曜3限以外にも集まってもらう可能性がある。
成績評価
提出物(50%)と発表(50%)で判定する。やむを得ない理由以外の無断欠席は厳重注意とする。評価基準(秀・優・良・可)は成績評価のページに掲載している。
教科書・テキスト、参考文献
文献は教員が準備する。参考文献は適宜紹介する。
履修要件
本講義では、個人所有のパソコン持参を必須とする。パソコンの準備が困難な場合、履修は不可となるため注意すること。
履修上の注意事項
生成AIは、大学が提供する Copilotを利用する。
履修者への要望事項
毎回の授業にすべて参加することを前提とする。グループ活動が中心となるので、他者との協力姿勢が求められる。
アクティブ・ラーニング
プレゼンテーション、グループワーク
連絡先・オフィスアワー
- 電子メール
- kkawai@econ.nagoya-cu.ac.jp
- 研究室Web
- http://www.kklab.info/
- オフィスアワー
- 木曜日 12:00〜13:00。事前に連絡があれば調整可。
公式シラバス
大学のシラバスシステムに掲載されている正式版はこちらです。