第8回実践プロジェクト

店舗設計・空間構成

AIと空間記述

理想の空間をAIに言語化させ、プロンプトとして画像生成(視覚化)を試行する

難易度の関係で、内容が変更になる可能性があります

この回でやること

コンセプトを空間に落とし込みます。ゾーニング、動線、素材、光、音といった要素を言葉で記述し、その記述を画像生成のプロンプトに変換して視覚化を試みます。生成された画像は完成図ではなく、イメージを共有し、違和感を言葉にするための材料です。

ねらい

  • 空間をゾーン(受付、商談、展示、待合、整備など)と要素(素材、光、音、サイン)に分けて記述できる
  • 言葉による空間記述を、画像生成のプロンプトに変換できる
  • 生成画像を見て、コンセプトとの一致点とずれを言語化できる
  • 生成画像の扱い(イメージであること、著作権と商標への注意)を理解する

進め方

  1. 講義:空間を言葉で記述する枠組み、画像生成の基本と注意点
  2. ワーク1:コンセプトから空間の要件を列挙し、AIに空間記述を書かせる
  3. ワーク2:空間記述を画像生成用のプロンプトに変換し、生成する。条件を変えて複数枚
  4. ワーク3:画像を並べ、良い点と違和感をグループで言葉にする。記述を修正する
  5. 簡単な平面のスケッチ(手描きで可)にゾーニングを落とす

プロンプト例

空間を言葉にする
次のコンセプトとペルソナをもとに、店舗の空間を記述してください。
入口から順に、来店客が通るゾーンごとに、広さの印象、床と壁の素材、光の質、音、配置されている家具や展示物、スタッフとの距離感を具体的に書いてください。
コンセプト:(コンセプト文)
ペルソナ:(要約)
画像生成のプロンプトに変換する
上の空間記述のうち「(ゾーン名)」の部分を、画像生成AI向けのプロンプトに変換してください。視点(入口から見た、俯瞰など)、時間帯、素材、光、人の有無を含め、英語と日本語の両方で出してください。

生成画像を使うときの注意

  • 実在の店舗、ブランドのロゴ、既存の作品に似た画像は使わない
  • 提案資料に載せる場合は「AIによる生成イメージ」と明記する
  • 画像はあくまでイメージ。寸法や法規の裏づけは別に必要

次回までに

  • 空間コンセプト図(ゾーニングを示した平面スケッチ。手描き可)
  • 生成画像2〜3点と、それぞれで表現したかったこと、うまくいかなかったことのメモ