第9回実践プロジェクト

動線とUXのデザイン

AIとシミュレーション

顧客の店内行動をAIに予測させ、レイアウトの改善案を出す

難易度の関係で、内容が変更になる可能性があります

この回でやること

前回のレイアウトを、顧客の体験の側から検証します。来店前から退店後までの流れ(カスタマージャーニー)を描き、AIにペルソナとして店内を歩いてもらいます。迷う、待たされる、気まずいといった「つまずき」を見つけ、レイアウトと運用の改善案を出します。

ねらい

  • 来店から退店までの顧客体験を、行動、感情、接点に分けて記述できる
  • AIをペルソナとして動かし、店内行動を予測させる方法を実践できる
  • 予測から問題点を抽出し、レイアウトの改善案として具体化できる
  • AIの予測はあくまで仮説であり、実際の観察や企業の知見で確かめる必要があることを理解する

進め方

  1. 講義:カスタマージャーニーマップと動線設計の基本
  2. ワーク1:ペルソナごとにジャーニーマップを描く
  3. ワーク2:AIにペルソナを演じさせ、レイアウトの中を歩かせる。不満や迷いが出る場面を集める
  4. ワーク3:つまずきに優先順位をつけ、レイアウトと運用の改善案を出す
  5. 改善前後を並べて説明できるようにする

プロンプト例

ペルソナとして店内を歩く
あなたは次のペルソナです。以下のレイアウトの店舗に、(来店目的)のために来店しました。
入店から退店までの行動と、その時々の気持ちを時系列で書いてください。
迷う、待たされる、話しかけられて困る、逆に放置されるなど、不満や迷いが生じる場面を必ず含め、その原因も書いてください。
ペルソナ:(要約)
レイアウト:(ゾーンの配置と動線を文章で)
改善案を比較する
次の「つまずき」を解消するレイアウトの改善案を3つ出し、それぞれの利点、欠点、必要なコストの大小、他のペルソナへの影響を表で比較してください。
つまずき:(場面と原因)

次回までに

  • 改善後のレイアウト案と、改善の根拠(どのつまずきをどう解消したか)
  • 企業担当者に確認したい点のリスト(現状の来店客の動き、スタッフの運用など)