01 — Goals
ねらい
この回を終えたときに、次のことができるようになることを目指します。
- 01Society 5.0 の構想と、それを支える技術(IoT、CPS、デジタルツイン、AI)を説明できる。
- 02スマートシティの取り組み領域と、データガバナンス・プライバシー・合意形成などの課題を整理できる。
- 03河合担当5回の内容を関連づけ、企業の情報活用を「社会」の視点から評価できる。
02 — Keywords
キーワード
講義で出てくる主な用語です。復習の際に、それぞれを自分の言葉で説明できるか確かめてください。
- Society 5.0
- サイバー・フィジカル・システム(CPS)
- IoT
- デジタルツイン
- スマートシティ
- データ連携基盤
- MaaS
- スマートグリッド
- 防災・減災
- プライバシー
- データガバナンス
- 官民連携
03 — Flow
講義の流れ
講義資料(ノート)は Teams に掲載します。ここでは各パートの要点を示します。
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Society 5.0 とは
狩猟社会・農耕社会・工業社会・情報社会に続く「第5の社会」。第5期科学技術基本計画(2016年)で提唱され、サイバー空間とフィジカル空間の高度な融合により、経済発展と社会的課題の解決を両立させることを目指す構想。データが「集まる」から「つながる」へ。
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支える技術:IoT・CPS・デジタルツイン
センサーとIoTで現実世界のデータを集め、サイバー空間で分析・シミュレーションし、その結果を現実にフィードバックする循環(サイバー・フィジカル・システム)。現実の写しをつくるデジタルツインの考え方と、製造・都市・インフラでの活用。
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スマートシティ
交通(MaaS、需要応答型交通)、エネルギー(スマートグリッド)、防災・減災、行政サービス、健康・見守りといった領域と、それらを横断するデータ連携基盤。国内外の取り組みを見ながら、プライバシーと監視、データの所有と利活用のルール、住民の合意形成、事業の持続性といった課題を考えます。
- 交通・エネルギー・防災・行政・健康
- データ連携基盤:分野を横断してデータをつなぐ
- 課題:プライバシー/ガバナンス/合意形成/持続性
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企業の役割と、河合担当分のまとめ
官民連携における企業の役割、社会課題を市場にする視点、企業間・企業と行政のデータ連携。最後に、ソーシャルメディア → 生成AI → ネットワーク → DX → Society 5.0 という5回の流れを「企業を診る」視点でつなぎ直し、小テストで理解を確かめます。
- 第6回 情報と発信:企業と顧客・社員のつながり
- 第7回 技術:生成AIが変える仕事
- 第8回 構造:ネットワークがつくる価値
- 第9回 戦略:DXで企業は何を変えるか
- 第10回 社会:企業の情報活用を社会に位置づける
04 — Think & Post
考えてみよう
この回の Teams 投稿のテーマです。授業への参加度として評価します。
Teams投稿のテーマ
自分の住む地域で、データを使えば良くなりそうなことは何か?
Society 5.0 やスマートシティを、身近な困りごとから考えてみましょう。
- 自分の住む(または通う)地域で、交通・防災・行政・健康などの困りごとを1つ挙げる。
- それを改善するために、どんなデータが必要で、誰がそのデータを持っているかを考える。
- 実現の担い手(行政・企業・住民)と、想定される懸念(プライバシーなど)を一言添える。
大きな構想でなくて構いません。「バスの混み具合が分かれば」程度の身近な話題で十分です。
05 — Reading
読んでみよう
教科書は使用しません。参考文献は講義のなかで適宜紹介します。ここでは、関心に応じて手に取ってほしいものを挙げます(任意)。
- 内閣府「Society 5.0」政府による Society 5.0 の解説ページ。構想の全体像と背景。
- 総務省『情報通信白書』IoT・データ利活用・スマートシティに関する動向と統計。
06 — Review
復習のポイント
Teams のノートを見返しながら確認
- Society 5.0 を、サイバー空間とフィジカル空間の関係を使って説明できるか。
- スマートシティの取り組み領域を3つ挙げ、それぞれで必要なデータを言えるか。
- 河合担当5回のテーマを、「企業を診る」観点で1本の線につなげて説明できるか。